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【新規輸入】バカノラ「SANTO CUVISO(サント・クビソ)」発売開始

2024年7月20日

約30年前まで禁止されていた秘密のお酒『バカノラ』

元密造酒 バカノラとは?


バカノラとはメキシコのソノラ州の特定の地域、特定のアガベ(アガベパシフィカ種)の糖のみを用い生産された蒸留酒のことを指します。1915年から約80年間、製造、販売、飲酒が禁止されている中、現地の人々の間でこっそりと生産、消費をされ続けてきた秘密のお酒としての歴史があります。




ソノラ州キリエゴに位置する山は、自然の中で過ごすのが大好きなブランドオーナーのお父さんが購入したもの。バカノラの生産の他、酪農業も行われている。





アメリカ国境とも接するソノラ州は農業、漁業、酪農業が盛んで豊かな資源を持つメキシコで2番目に大きな州です。この地で生まれ育ったブランドオーナーのハビエルとアナ兄妹は、家族から受け継いだ山に生えているアガベを使って家族を象徴する何かを作りたい、そんな夢を叶えるべくバカノラの生産を始めました。



ブランドオーナーのハビエルとアナ。大好きな家族、そして地元ソノラを象徴するバカノラを世界に広めたいという強い思いが大躍進中。彼らのバカノラはメキシコの他、アメリカ、ヨーロッパ諸国、そして中国にも輸出されている。





昔から受け継がれる伝統的な生産方法



使用されるアガベパシフィカ種は、テキーラやメスカル生産に使用されるアガベよりも小ぶりなものの、寒暖差の大きい厳しい気候を乗り越える分糖度が高いのが特徴です。山での収穫では車が通れず、こうして動物の力を借りることも。




7年の月日を経てのびのびと育った原料のアガベは、車で1時間以上をかけて山の上の小さな蒸留所へ運ばれます。密造酒時代からの造り方を引継ぎ機械式のオーブンなどは使用せず、地面に穴を掘り薪とアガベを穴に入れることでアガベを蒸し焼きにします。その際に入れる濡らしたヤシの葉が、サントクビソのさわやかなハーバル感のある味わいを生み出しています。

3日間蒸し焼きにしたアガベは人の手で1つ1つ取り出され、その場で鎌などを用いて小さく粉砕します。その後木製の樽で現地の井戸水と共に酵母は加えず自然の力で発酵、銅製の蒸留器で2度の蒸留を経て、我々の元に届けられます。





酵母を加えず、自然の力でゆっくりと発酵されます。発酵時間は季節や天気に大きく左右されるため、熟練の職人の経験がおいしいバカノラづくりには欠かせません。



通常発売のサントクビソは複雑なハーブ香、アタックが強くドライな味わい、後味に胡椒が感じられます。


限定発売のサントプロイビドは全世界で各300本、日本では各9本の限定品です。密造酒時代と同様、日中は暑く朝晩は寒い、そしてほとんど雨の降らないソノラ州の厳しい気候を生き抜いた野生のアガベを使用しました。秘密のお酒であった過去を「見猿」「聞か猿」で表現し、メキシコの伝統工芸であるバロ(土器)およびタラベラ焼きで1つ1つ丁寧に作られています。








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